大船渡市議会 > 2019-03-22 >
03月22日-06号

  • "熊谷昭浩"(/)
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  1. 大船渡市議会 2019-03-22
    03月22日-06号


    取得元: 大船渡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    平成31年  第1回 定例会議事日程第6号平成31年3月22日(金)午前10時開議日程第1  議案第12号  大船渡市庁舎整備基金条例について日程第2  議案第13号  大船渡市林業振興協議会条例について日程第3  議案第14号  大船渡市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について日程第4  議案第15号  大船渡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例             の一部を改正する条例について日程第5  議案第16号  大船渡市子ども、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正す             る条例について日程第6  議案第17号  大船渡市敬老祝金条例の一部を改正する条例について日程第7  議案第18号  大船渡市廃棄物埋立処分場条例の一部を改正する条例について日程第8  議案第19号  大船渡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に             関する条例等の一部を改正する条例について日程第9  議案第20号  大船渡市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関する条例の一             部を改正する条例について日程第10  議案第21号  大船渡市公共下水道事業受益者負担に関する条例及び大船渡市漁業集落排水             施設設置管理に関する条例の一部を改正する条例について日程第11  議案第22号  大船渡市立公民館設置条例及び大船渡市立公民館管理条例の一部を改正する             条例について日程第12  議案第23号  大船渡市体育施設条例の一部を改正する条例について日程第13  議案第24号  大船渡市水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の             一部を改正する条例について日程第14  議案第25号  大船渡市立蛸浦児童館設置に関する条例を廃止する条例について日程第15  議案第26号  財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて日程第16  議案第27号  大船渡市デイサービスセンター指定管理者を指定することに関し議決を求             めることについて日程第17  議案第28号  大船渡市Y・Sセンターの指定管理者を指定することに関し議決を求めるこ             とについて日程第18  議案第29号  大船渡市火葬場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについ             て日程第19  議案第30号  大船渡市墓園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて日程第20  議案第31号  大船渡市総合交流ターミナル施設指定管理者を指定することに関し議決を             求めることについて日程第21  議案第32号  大船渡市綾里地区生産物直売所指定管理者を指定することに関し議決を求             めることについて日程第22  議案第33号  むらづくり研修施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることに             ついて日程第23  議案第34号  大船渡市森林総合利用施設指定管理者を指定することに関し議決を求める             ことについて日程第24  議案第35号  大船渡市鹿の森公園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることに             ついて日程第25  議案第36号  大船渡市海の恵み体験施設指定管理者を指定することに関し議決を求める             ことについて日程第26  議案第37号  大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることにつ             いて日程第27  議案第38号  大船渡市民交流館カメリアホール指定管理者を指定することに関し議決             を求めることについて日程第28  議案第39号  大船渡市スポーツ施設等指定管理者を指定することに関し議決を求めるこ             とについて日程第29  議案第40号  大船渡市防災コミュニティセンター指定管理者を指定することに関し議決             を求めることについて日程第30  議案第41号  市道路線の廃止について日程第31  議案第42号  市道路線の認定について日程第32  議案第43号  辺地に係る公共的施設総合整備計画を定めることについて日程第33  議案第1号  平成31年度大船渡市一般会計予算を定めることについて日程第34  議案第2号  平成31年度大船渡市魚市場事業特別会計予算を定めることについて日程第35  議案第3号  平成31年度大船渡市介護保険特別会計予算介護サービス事業勘定)を定め             ることについて日程第36  議案第4号  平成31年度大船渡市介護保険特別会計予算保険事業勘定)を定めることに             ついて日程第37  議案第5号  平成31年度大船渡市簡易水道事業特別会計予算を定めることについて日程第38  議案第6号  平成31年度大船渡市漁業集落排水事業特別会計予算を定めることについて日程第39  議案第7号  平成31年度大船渡市後期高齢者医療特別会計予算を定めることについて日程第40  議案第8号  平成31年度大船渡市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて日程第41  議案第9号  平成31年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることに             ついて日程第42  議案第10号  平成31年度大船渡市国民健康保険特別会計予算診療施設勘定)を定めるこ             とについて日程第43  議案第11号  平成31年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについて日程第44  報告第3号  大船渡市役所本庁舎機械設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処             分について日程第45  報告第4号  大船渡市役所本庁舎電気設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処             分について日程第46  議案第53号  大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三者委員会条例に             ついて日程第47  議案第54号  大船渡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例             について日程第48  議案第55号  蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負変更契約の締結に             関し議決を求めることについて日程第49  請願第1号  放課後児童クラブ職員配置基準等の堅持を求める請願書日程第50  請願第2号  日本政府が「核兵器禁止条約」に署名、批准することを求める請願日程第51  発議案第1号 簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の設置につい             て日程第52         議員の派遣について本日の会議に付した事件   ~議事日程第6号のほか~日程第53         簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の閉会中の継             続調査について出 席 議 員(20名)  議 長  熊 谷 昭 浩 君          副議長  紀 室 若 男 君  1 番  金 子 正 勝 君          2 番  森     亨 君  3 番  奥 山 行 正 君          4 番  東   堅 市 君  5 番  田 中 英 二 君          6 番  千 葉   盛 君  7 番  船 砥 英 久 君          8 番  小 松 龍 一 君  9 番  今 野 善 信 君          10番  渕 上   清 君  11番  伊 藤 力 也 君          12番  森     操 君  13番  平 山   仁 君          14番  船 野   章 君  15番  滝 田 松 男 君          16番  三 浦   隆 君  17番  志 田 嘉 功 君          18番  畑 中 孝 博 君欠 席 議 員(0 名)説明のため出席した者  市     長  戸 田 公 明 君      副  市  長  髙   泰 久 君  統  括  監  佐 藤   良 君      教  育  長  小 松 伸 也 君  災 害 復興局長  志 田 広 記 君      企 画 政策部長  木川田 大 典 君  市民協働準備室長 遠 藤 和 枝 君      総 務 部 長  田 中 聖 一 君  生 活 福祉部長  後 藤 俊 一 君      商 工 港湾部長  鈴 木 昭 浩 君  観 光 推進室長  鈴 木   弘 君      農 林 水産部長  鈴 木 満 広 君  都 市 整備部長  西 山 春 仁 君      教 育 次 長  志 田   努 君  水 道 事業所長  千 葉 洋 一 君      企 画 調整課長  新 沼   徹 君  市民文化会館長  千 葉 博 世 君      総 務 課 長  江 刺 雄 輝 君  財 政 課 長  佐 藤 雅 俊 君      国 保 年金課長  佐 藤 信 一 君  長 寿 社会課長  金 野 高 之 君      子 ど も 課 長  下 田 牧 子 君  健 康 推進課長  菅 原 松 子 君      企業立地港湾課長 武 田 英 和 君  農 林 課 長  菅 原 博 幸 君      水 産 課 長  今 野 勝 則 君  建 設 課 長  阿 部 博 基 君      生 涯 学習課長  熊 谷 善 男 君事務局職員出席者  事 務 局 長  金 野 好 伸 君      局 長 補 佐  金 野 優 子 君  議 事 係 長  山 下 浩 幸 君    午前10時00分 開   議 ○議長(熊谷昭浩君) おはようございます。定刻になりましたので、これより本日の会議を開会いたします。  本日の出席議員は20名全員であります。  日程に入るに先立ち、諸報告を行います。当市監査委員から平成30年度1月分の一般会計、特別会計、歳計外現金、基金並びに水道事業会計例月出納検査の結果についての報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。  次に、議会運営委員会及び議会だより編集委員会からそれぞれ実施した行政視察について報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。  以上で諸報告を終わります。  ここで当局から発言を求められておりますので、これを許します。市長。    (市長 戸田公明君登壇) ◎市長(戸田公明君) 私から逮捕、起訴された市職員の初公判について御報告申し上げます。  去る1月17日、当市簡易水道事業に関する収賄容疑で逮捕され、2月7日起訴された当市職員亘理義政の初公判が3月20日午後3時から盛岡地方裁判所で行われたところであります。初公判の冒頭、起訴事実に間違いがないか裁判官から問われ、被告人である亘理が間違いないと認めたところであり、甚だ遺憾であると感じております。  市といたしましては、事件発生の要因等に係る独自調査を経て策定した業務改善案の具現化に引き続き取り組みつつ、事件を外部の視点で検証し、再発防止に万全を期すため有識者から成る第三者委員会を早期に設置すべく、所要の手続を進めているところであります。  なお、本人及び関係者の処分の時期や方法につきましては、裁判の状況を踏まえて判断すべく、検討しているところであります。  私からは以上であります。 ○議長(熊谷昭浩君) それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、議会運営委員長より報告のありました当局追加議案等9件を加え、お手元に配付の議事日程第6号により進めることといたします。 △日程第1 議案第12号 大船渡市庁舎整備基金条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 日程第1、議案第12号、大船渡市庁舎整備基金条例についてを議題といたします。  質疑を許します。15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) この基金条例ですけれども、第3条で管理についてうたわれております。2項です。基金に属する現金は、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券にかえることができるというふうにうたわれて、第4条では基金の運用から生ずる収益はこの基金に編入するものと、こういうふうにうたわれているわけですけれども、昨年の30年3月31日現在の財産に関する調べで有価証券として株券1億4,500万円ほど所有しているわけですけれども、これを見ますと運用をするという形での所有ではないと思われますが、そうなってくると庁舎整備基金で初めて証券運用をして利益を出そうという考えなのかどうなのか、そして最も確実かつ有利な有価証券というのをどういう段階で判断するのか、その辺をお聞きをいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 第3条に最も確実かつ有利な有価証券にかえることができると規定したところでございますけれども、資金運用の可能性として記載したものでございまして、実際は繰りかえ運用の都合がありまして現金として保有、管理する予定であります。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) それが一番堅実だと思うのです。有価証券、株式運用などで利益を出そうとしても証券会社の手数料稼ぎにされるぐらいなもので、ぜひ現金預金での管理が一番と思いますので、堅実に運用をしていただきたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 議員御提言のとおり、安全な方法で資金は管理してまいりたいというふうに考えております。ありがとうございました。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第12号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第2 議案第13号 大船渡市林業振興協議会条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第2、議案第13号、大船渡市林業振興協議会条例についてを議題といたします。  質疑を許します。4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) 議案の第13号ですけれども、大船渡市の林業振興協議会条例を別紙のとおり制定すると、こうしているわけですが、実は先日の予算審査の特別委員会の総括質問でも触れましたけれども、当市には大船渡市林業構造改善事業促進対策協議会という組織があって、その会議がことしの1月15日に開かれているわけです。私もこの間の質問でも話しましたけれども、1月15日に開かれた平成30年度の事業報告があり、31年度の事業計画があって、そして新たな森林管理システム原案どおり承認、決定したと東海新報でも報じられているわけです。これまであって、そしてことしもやろうということで31年度の事業計画が示されているわけですが、決定されているわけですが、この大船渡市の林業構造改善事業促進対策協議会という会と今回今制定されようとしている大船渡市の林業振興協議会条例との関係をちょっと教えていただけますか。 ○議長(熊谷昭浩君) 農林課長。
    ◎農林課長(菅原博幸君) 大船渡市林業構造改善事業促進対策協議会というのは、林業関係の事業について委員の皆様から御審議をいただいていたところでございますが、この林業構造改善事業というのは終了している事業でございまして、委員の皆様からもこの事業の名前が入っているのはちょっと違和感があるというようなお話をいただいているところでございます。それで、この協議会の委員の任期が平成31年1月22日をもって満了するということで林業構造改善事業促進対策協議会というのは解散をして、新しい林業振興協議会を設置するということで今回の条例を提案したところでございます。  なお、このことについては、林業構造改善事業促進対策協議会の委員の皆様からも御了解をいただいているところでございます。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) (続) そうすると、31年度の事業計画というのも立てたようですけれども、これを継続していくということなのですか、それとも別な組織でやっていくということですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 構成員はそれほど変わらないとは思いますが、別の組織ということになります。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) (続) 別の組織でやるとなったときに、メンバーはかわらないでそのままでということで、少し変だなというようなところがあるのですけれども、そうするとこの大船渡市林業構造改善事業促進対策協議会というのは昭和の時代からあった組織ですよね。それをずっと長年こういう取り組みをしてきているわけですが、それらはいつの段階から機能をなしていなかったというふうに言えるのですか。その辺をはっきりさせて、その辺を総括してからでないと新しい形が生まれないような気がするのですが、いつのときから構造改善というこの組織は機能をなしていなかったのか、そこをちょっと教えていただけますか。 ○議長(熊谷昭浩君) 農林水産部長。 ◎農林水産部長(鈴木満広君) ただいまの御質問ですけれども、今回の条例案の附則にもありますとおり附則の第2項で林業構造改善事業促進対策協議会という協議会は廃止をすると、そして新たに林業振興協議会をつくるということなのですけれども、全く別の組織ということではなくて、所管する内容、それから構成員等々もやはり林業振興のためのさまざまな意見を聞く機関という位置づけでございますので、先ほど議員さんからお話のあったいつから機能していなかったのかということですが、機能していなかったわけではなくて、ずっとその協議会のほうで林業振興のためのさまざま意見を伺ったりして続けてはきていました。ただ、国の事業の名称だったのです。前の林業構造改善事業促進対策協議会というのは、これは国が行ってきたそれこそ昭和30年代でしょうか、1964年にこの事業、林業構造改善事業というものが発足をし、その事業を使って当市でもさまざまな林業振興の施策を行ってきたわけです。この事業、そのために前の協議会はそういった国の事業名称をそのまま使っていた。ただ、国のほうの事業が今はもうこの名称ではなくなってきておりますので、ちょっと協議会の名称とすれば違和感があるねということで、あくまで所管する内容は同じですし、これまでも林業振興のためのさまざまな意見をいただいてきて、これからも同じような形で継続をしていくのですけれども、協議会の名前が国の古い事業名称をそのまま使っていたということで、今回そこの名称を変えて新たに条例を制定した上で市の附属機関という形で林業振興に関するさまざまな意見を伺うということですので、新たな組織というか、形上、条例上はそういう形にはなりますけれども、あくまでこれまでそういった引き継いできたものの名称を変えて、再度取り組んでいくというふうな形でございますので、御理解をいただければと存じます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) ただいま農林水産部のほうからるる御説明があったところではありますけれども、農林課長、4月1日にこれが施行されれば、旧来の組織とはまた違った組織というお話のようでございますけれども、2条のところに林業振興のための総合的な施策に関する事項ということが明記されておるわけでありますけれども、今農林水産部長からのお話を聞くと国の指導で名称変更をするのだというふうなのが主な趣旨のように聞こえたのでありますけれども、この条例をつくるに当たって、農林でどういうふうなイメージをしながらこの条例制定に至ったのかというところを1点お聞かせいただきたいと思います。今4番議員からもるる質問があったところでございますけれども、やはり新たな条例を制定するということは新たな取り組みもあるのだろうなというふうに私は察するわけでありますけれども、その辺の骨子をお聞かせいただければなというふうに思います。  それから、市長、2条の2項にその他林業の振興に関し、市長が必要と認める事項というふうに明記されておるわけでありますけれども、とかく大船渡市の状況を見てみますと農林業に関する予算というのは意外と少のうございまして、それは市長も認識のことだろうとは思いますけれども、89%にも及ぶ山林が大船渡市にある中で、市長がもし特筆すべき事項だというふうな認識で当たっているものがあるとすれば、その辺をお伺いできればなと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) まず、所掌なのですけれども、基本的には林業の振興を継続していくというのが1つと、それから今度は31年度から森林環境譲与税というのが来ますので、その辺の計画とかの御相談をかけたいなという考えでございます。  それから、(2)の市長が必要と認める事項でございますが、さまざまなケース・バイ・ケースでやはり委員さんの皆様から御意見を聞く必要がある場合がございますので、こういう表現にしているところでございます。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 市長。 ◎市長(戸田公明君) 私からも補足させていただきたいと思います。  今回この林業振興協議会、これが新たに出てきた背景には、私は国の林業についての森林環境譲与税、こういったものがたまたま合致してきているというふうに考えております。そして、日本国内全部で言えるわけですけれども、そういった中で大船渡の林業につきましても最近開通している高速道路、三陸沿岸道路、森林の中に新たに開通して見ていますと本当にひょろひょろとした細長い杉林があちこちに見られるわけです。我々が住んでいる近くでさえそうであります。ましてやもっと山奥になったらどういう状況かというのは、これは推して知るべしだと思うのです。ということで、森林環境譲与税が新年度はたしか500万円ぐらいの予算がついておったと思います。しかしながら、また今後数年間を経て、これが相当大きな金額まで上がってくるということで、我々が基礎自治体として長い間できなかった森林の整備、あるいは森林の活用、これが図られてくるものと思います。図っていかなければならないわけです。  そういった中で、何が今問題かといいますと、一体全体どこが所有者の境界なのだろうと、それからどの所有者が森林経営に意欲を失っているのだろうか、どの所有者が森林経営をまだやってやろうと思っているのだろうか、そういう調査があります。それから、境界を特定していくGPS、さらにはその場に至る林道にどうやって木材を出していこうか。伐採した木材、そのまま林地残材にするか、あるいはもっともっと町なかに持ってきてエネルギーに持っていくか、さまざまな課題があります。そういったものを来年度から一気に100点満点というわけにはいきません。やっぱり1年ごと2年ごとに着実に点数を重ねて、中長期的には100点に近いところに持っていくし、そういう形でやるべきことはたくさんあると思います。そういったことをまず優先度の高いものから関係者の皆様と打ち合わせしながら、あるいは庁内で関係部署と打ち合わせしながら決めていきたいなと、そして一つ一つ手を打っていきたいなと。ひいては林業の振興に結びつけていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) それでは、再度質問させていただきますが、農林課長、例えば私の住まいしている地域を見回しても杉の需要は今あるのですけれども、木価が安い安いと言われている割には意外と林業をなりわいとする人たちが山に分け入って、杉材、松を搬出しているというふうな状況下もたびたび見受けられるのですけれども、ところが昔私たちが子供時分であれば、伐根があんなに残った時代は余りなくて、要は集中豪雨だとかひどい降雨があったような場合に、その残材が流されてきて林道に設置されているヒューム管が詰まるとか、そういったようなことがたびたびあって、それが今度は林道を壊したり、あるいは建設課で管理する川が氾濫したりとかいうことがたびたびあるわけでありますけれども、そこら辺をもうちょっと考えていただくような協議会であってほしいなと。20人も集まるわけですから、そこでお互いの知恵を出していただいて、そういうことにならないような施策も講じていただければありがたいがなと、そんな思いがいたしますし、もう一つは先日も4番議員が総括質疑の中で林道を整備できないかというお話もあったやに記憶するわけでありますけれども、そのときに農林課長は200ヘクタールでしたっけか、それだけの大面積を管理する山林がなければ、国のほうでもなかなか面倒を見てくれませんというふうなお話であったやに記憶しているわけでありますけれども、20人もこれらに類することに従事する人たちが集まってくるわけでしょうから、その辺も指導というか、連絡徹底を図りながら国、県の予算を円滑に導入できるような、そんな方法をともどもに頭を悩ましてほしいなと、そんな思いがいたしますので、何せ89%、90%にも及ぶ広大な山林がこの大船渡市にあるわけでありますから、林材の活用方策というのはこれからますます頭を悩ましていかなければいけないことになってくるのだろうと思いますので、ぜひとも20人の人たちとともに頭を悩ましていただいて、いい方法があるとすれば模索をしていただければ、こういう条例をつくるにふさわしい協議会になるのではないかな、そんなふうに思うところでございますので、もしコメントがあれば伺いたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 御提言ありがとうございました。やはり林業の振興のためにどういうものが必要かというのについては、皆様の意見を聞きながら政策のほうに反映させていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第13号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第13号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第3 議案第14号 大船渡市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第3、議案第14号、大船渡市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第14号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第4 議案第15号 大船渡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第4、議案第15号、大船渡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第15号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第15号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第5 議案第16号 大船渡市子ども、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第5、議案第16号、大船渡市子ども、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第16号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第16号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第6 議案第17号 大船渡市敬老祝金条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第6、議案第17号、大船渡市敬老祝金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) 88歳に達する者への敬老祝金の支給を廃止するということですけれども、廃止しなければならない理由というのは何なのかです。  そして、1万円今まで支給されているわけですけれども、半額にするとか減額にするというふうなことも考えなかったのかどうなのかお聞きをいたします。  それから、この廃止によって総額幾らなのか。  それから、例えば敬老会の運営も大変だというふうなことで、この廃止した分を各町の敬老会の運営費の補助に回すとか、そういうことは考えなかったのかどうなのか。  それから、新年度予算でこの祝金に限らず、補助金や負担金等を廃止したり減額しているというのがあれば教えていただきたい。  以上。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) それでは、私のほうからお答えさせていただきます。  この敬老祝金につきましては、平成16年から条例が施行されているところでございますけれども、御案内のとおり高齢化が進行しておりまして、16年に比べて対象者は倍以上にふえているという現状がございます。そういったこともございますし、支給している県内の市の状況でございますけれども、当市以外は2市のみにとどまっているというような現状もございますことから、このように提案させていただいたところでございます。  敬老会にこの経費を回してはどうかというような御意見もいただきましたけれども、敬老会につきましてはこれまでも1人当たり1,500円ということで補助金を交付させていただいているところでございますが、敬老会の対象人数につきましても平成16、17年当時から2,000人程度ふえているような状況にもございまして、引き続きいずれこの金額、敬老会の補助金の金額については維持してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 補助金が減額した他の事業ということでのお尋ねでしたけれども、減少したものの例としては民間保育園施設整備費の補助金でありますとか、水産業経営基盤復旧支援事業の補助金が皆減という形になってございます。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 総額は幾らかという。長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 失礼しました。平成30年度の実績では、306名、306万円ということになっております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) 88歳、米寿ですけれども、古希であるとか喜寿であるとか、いろいろあるわけですが、米寿というのはやはり特別な意義があるといいますか、傘寿とか喜寿とかいろいろありますけれども、88歳になったというのは本当に喜ばれるのが一番あるのだと思うのです、88歳は。ですから、もちろん88、米寿になると市からお祝いがもらえるよと待っている人たちもいると思うのです。そして、この88歳、例えばことし88歳になる人たちというのは戦中戦後、社会のために本当に頑張ってきた人たちです。そういう人たちに1人1万円の祝金、市で出せないような財政状況なのでしょうか。どうなのでしょう。100歳まで生きている人たちがどんどんふえてきている。もちろん高齢化で対象者もふえてきているというのもわかりますけれども、余りにも配慮が欠けているのではないですか。例えばよその2市ぐらいしかやっていないということですけれども、そういう事情を事前に話をして市民の皆さんに知らせて、ですからことしは5,000円に減額しますよとか、そういうやり方をとったらどうなのでしょうか。いきなりばっさりと切り捨ててしまうというのは、余り私は感心しないのですが、どうでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 議員のおっしゃることは大変理解しておるところでございますけれども、現状お話ししましたのは先ほどの答弁のとおりなのでございますけれども、いずれ高齢化の進行ということで平均寿命が非常に延びている状況でございます。今後も特に後期高齢の年代層の方々の人口は増加していくだろうというふうに見込まれるところでございます。そうした中で例えば介護とか、そういった給付に係る経費等についても増大してきている状況にございますので、そうしたことも十分考慮に入れながら今回提案させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。 ◆9番(今野善信君) 私も今の滝田議員と同じような感じを持っているのですけれども、306人という対象者でした。ほかの市町村といいますか、2市のみということでしたけれども、この気仙地区の様子はどうなのでしょうか。そのことを1つお聞きしたいと思いますし、それからやはりこの趣旨、目的というものをはっきりしっかりと話していただきたいなというふうなことがあります。  それから、その306万円、浮いた分といいますか、やらない分を今度はどのように有効に活用するのか、その点についてもお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 現金という形で支給している市につきましては、当市のほかに2市ということで先ほど申し上げたところでございます。  そのほかに祝品を敬老会のときに贈るというようなところは若干ございまして、陸前高田市についてもそのように伺っているところでございます。  今回の提案の趣旨につきましては、先ほども申し上げましたとおり、いずれ平成16年度当時は142名の方が88歳の祝金をお受けになっているわけでございますが、先ほど申し上げましたとおり30年度は306名というところで倍以上になってきている。今後も増加することが見込まれると、そういう状況もございますし、介護等、高齢者に係る経費が増大してきているという、そういった状況、そういったことを踏まえまして、ただ敬老会につきましてはやはり皆さん楽しみにしておられる部分でもございますので、これについては維持していかなければいけないというふうな考え方から、祝金のほうは廃止させていただきますけれども、敬老会の補助金については引き続き維持してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。 ◆9番(今野善信君) (続) 今100歳まで生きる人がどれくらいいるのだかというのも、そんなにいないのではないかなというふうに思います。私は、この88歳の祝金をやめるということは、つまり高齢になってずっと生きてきた人たちへの祝金をやめるということに等しいのではないかなというふうに感じます。そういうところでは、いろいろ介護とかお金もかかってきますけれども、本当はやはりお祝い金をもらって使えるときにやって、少しでも喜んでいただくというのが本当にいいのではないかなというふうに思いますけれども、その辺のところを、この間の予算委員会の中ではこのことは話題になりませんでしたし、私たちも予算に賛成しております。ですから、反対というのはちょっとしにくいのですけれども、いずれにしましてもいろいろこれからも考えて、趣旨、目的をはっきりとさせながら市民への説明責任を果たしていただきたいなというふうに思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(後藤俊一君) ありがとうございます。我々といたしましても今課長が申し上げましたように、やはり後期高齢者の人口がこのまま元気なまま、結構なことなのですけれども、元気なままで推移いたしますと400人台、450人、500人台までいくような感じで高齢者が伸びていくというふうな状況でございます。本当に議員さん方のおっしゃることは、まさにそのとおりということで私も理解いたしております。やむにやまれずといいますか、断腸の思いで提案に至ったわけでございますが、介護保険事業の地域支援事業とか、敬老会の補助もさることながら介護保険事業の地域支援事業のほうも充実を図りながら、いずれ高齢者の方々のための別な面での支援を充実してまいりたいと、そのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) 何かお話をお聞きしていて、年をとることが喜ばれないという、そういう政策を大船渡市はしているという、そういうイメージになっていかないかと、それが心配です。今の88歳や80代の人たちというのは、国民年金で生活している人たちが多いわけです。私、吉浜なわけですが、特に吉浜の私の周り近所、みんな国民年金の人たちなものですから、なけなしの年金の中から介護保険は引かれ、健康保険は引かれ、また今度は消費税も上がりという、そういう大変な状況があるわけですけれども、切り詰めた生活の中で88歳になり100歳、77歳等はなくなってしまっているわけですが、88歳の1万円というものの喜びはささやかでありながら本当にほっとできる、そういう喜びのお金だったと思うのです。そういうところをなくしてしまうというのに本当に情けないなという、そういう感じがするのでありますが、本当にこの老人のささやかな喜びを戸田市政は奪っていいのでしょうか。市長の感想を聞いて終わります。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) お気持ちは十分理解しているつもりでございます。先ほど部長が申し述べましたとおり、別な形でいろんな高齢者施策のほうの充実を図って、高齢者全体の方々に喜んでいただけるように努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 市長。 ◎市長(戸田公明君) ちょっと私のほうからも補足させていただきたいと思います。  高齢化率は、まだまだゆっくりゆっくりずっと進行してまいります。そういった中で、私も市政目標として掲げましたけれども、こういった高齢化社会をみんなで支えるということで地域力の向上という言葉を使わさせていただいております。そういった言葉のもとに、さまざまな取り組みを強めてまいります。今回こういった提案をさせていただいて、本当に心苦しいところでありますけれども、その理由につきましては先ほどるる部長、課長から説明させていただきました。ですけれども、さまざまな面で地域力向上、そして高齢化社会、これをみんなで支えるそういった社会をつくり上げてまいりたいというふうに考えておりますので、何とぞどうぞ御理解いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) ただいまのお三方質問されているわけでありますけれども、生活福祉部長、市単独でやらなくても私はいいと思うのです。例えば私たち子供の時分は、私のひいじいさんは社会福祉協議会から紫の座布団をもらったり、赤い座布団をもらったりした時代もありました。こんなことここで言っていいのかどうかわかりませんけれども、社会福祉協議会では篤志家から5億円もらった歴史もあります。あれ多分いまだ半分ぐらい残っているのかなという気もいたしますけれども、市単独でもしできないとするならば大金の補助金を社協にも出しているわけでありますから、社協とも連絡協調を図りながらその辺が……明治、大正、昭和、激動の時代を生きてきたという方もおられるでしょう。あるいは平成も30年になりましたし、その辺をまさに血の通ったものにしていけるような、そんな相談があってしかるべきではなかろうかなと、そんなような気がいたすわけでありますけれども、生活福祉部長、三十数年この建物に通われて汗をかかれたこととは思いますけれども、ぜひ社協ともその辺を御相談されて、市がやるも社協がやるもきっと受けとめ方とすれば同じでありますし、私も年間1,000円でしょうか、社協に納めている一人としてそんなことも考えていただけないものだろうかなということを今お三方の話を聞いて感じたわけでありますけれども、ぜひ一つの時代を乗り切ってきた人たちです。赤い座布団をもらったり紫の座布団をもらったり、あるいはたった1万円と言うかもしれないけれども、喜寿のときにもらうのを楽しみにしていた方もいらっしゃいましたので、もし財政がそんなに楽でないとするならば趣を変えてやるのも一つの方法かなと思いますので、その辺にいま一度知恵を回していただけないものだろうかなと、そんな思いがいたしますけれども、心あるところをお聞かせいただければ大変ありがたいがなと、そんなふうに思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(後藤俊一君) どうもありがとうございます。いずれ東議員さんのほうからもありましたが、年金生活者の方がほとんどなわけです。それも年間80万とかそれぐらいの年金額でございます。船野議員さんのおっしゃるのはよくよくわかります。社会福祉協議会とか関係機関とも連携を図りながら何ができるのか、いずれ高齢者福祉の充実のためにもう一度頭をひねってみたいと思いますので、貴重な御提言どうもありがとうございました。 ○議長(熊谷昭浩君) 17番、志田嘉功君。 ◆17番(志田嘉功君) 1つお聞きしますが、今回いわゆる条例改正に至った経緯、これは当局の考え方、るる部長、課長のお話は聞きました。例えば老人クラブとかさまざまあるわけです。こういった方々のお話とか、そういう機会があったものかどうか、これ参考のためにちょっと教えてください。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 今回の条例改正に当たりまして、特に御意見等は伺っていないところでございます。あくまでも高齢化の状況あるいは他市との均衡等を考慮に入れて、市としてこういう判断に至ったというところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 17番、志田嘉功君。 ◆17番(志田嘉功君) (続) 課長、私もそうです。あなたもそうですが、いずれ先達の後を追うわけです。その際、今回条例を出して、これを皆さんに、20名の議員に出してどうですかと。いずれ根底にある高齢化、これは十分わかります。いわゆる生命も大分長くなってきておる。  ただ、先ほど市長のほうから協働のお話も出ました。協働の背景には、こういったことが私あると思うのです。ですが、こういうものを掲げるときは、我々がいずれ88までこれは生きるか生きないかは別にしても市から祝金としてもらえる、これは金額の多寡ではないと思うのです。大船渡市にここで生まれて、あるいは生活して、いわゆる今日に至って、そしてなおかつ市から祝金をいただくと、大変ありがたいなと、これが現実だと思うのです。ところが、ことし、いわゆる31年度に88歳になる方は残念ながら、これも30年度306名というと、これ以上の方がおると思うのですけれども、これらの方々は相当がっかりするだろうなと私は思うのです。もう少し物事を考えるときは、現実的な部分だけでなく、市長が常に言う情報開示をもって、せめて二、三年先からでも、あるいは88の年齢であれば85歳程度から、いや、これからはこういうふうに改革していきますよとか、そういうお話があって私はいいと思うのです。単に出して、これを認めてほしい、それだけで市民が納得できますか。もう少し我々に……我々はそれでもここでお話しできる立場にあるからいいのです。一般市民はどうですか。切られたとか切ったとか、それで終わるのです。あとは、それぞれの個々の考え方をどこにぶつければいいですか。ぶつけ先がないのです。もう少し市長も情報開示を常に叫んでおりますので、わかりやすい施策を掲げてやってほしいなと。協働準備室をつくるにしてもそうです。1年間、あるいは2年間と、こう時間をかけながらやってきておるわけです。片やばっさりと。もう少し物には手順があります。当局の言わんとしていることはわかります。ただ、それにしても時間とともに物事を考えてほしい場面もあります。その場しのぎでやる場合もあります。さまざまありますけれども、今回の場合については一考してほしいなと、そう思うところでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(後藤俊一君) 議員のおっしゃることは重々理解できます。何度も申し上げますが、いずれ我々といたしましても本当に断腸の思いで提案いたしておりますので、ひとつ御理解いただきたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第17号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第7 議案第18号 大船渡市廃棄物埋立処分場条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第7、議案第18号、大船渡市廃棄物埋立処分場条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第18号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第18号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第8 議案第19号 大船渡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第8、議案第19号、大船渡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第19号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第19号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第9 議案第20号 大船渡市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第9、議案第20号、大船渡市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第20号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第10 議案第21号 大船渡市公共下水道事業受益者負担に関する条例及び大船渡市漁業集落排水施設設置管理に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第10、議案第21号、大船渡市公共下水道事業受益者負担に関する条例及び大船渡市漁業集落排水施設設置管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第21号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第21号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第11 議案第22号 大船渡市立公民館設置条例及び大船渡市立公民館管理条例の一部を改正する条例についての審議決定
    ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第11、議案第22号、大船渡市立公民館設置条例及び大船渡市立公民館管理条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第22号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第12 議案第23号 大船渡市体育施設条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第12、議案第23号、大船渡市体育施設条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第23号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第23号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第13 議案第24号 大船渡市水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第13、議案第24号、大船渡市水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第24号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第24号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第14 議案第25号 大船渡市立蛸浦児童館設置に関する条例を廃止する条例について の審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第14、議案第25号、大船渡市立蛸浦児童館設置に関する条例を廃止する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第25号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第15 議案第26号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第15、議案第26号、財産の無償譲渡に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第26号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第16 議案第27号 大船渡市デイサービスセンター指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第16、議案第27号、大船渡市デイサービスセンター指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) 多分これは長洞に付随した施設のことだろうと思いますけれども、生活福祉部長、施設が大分老朽化していることは多分御存じだと思いますし、他市の例を見ていると長年やっていただいたところに譲渡してやられるというような方法をとっているところもあるやに聞きますけれども、指定管理は結構だと思いますけれども、指定管理に付随したそういった施設の老朽化等々を含めて、総体の中でどういうふうにお考えなのか、その辺をお聞きできればなと思いますが。 ○議長(熊谷昭浩君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(後藤俊一君) 議員御指摘のように、確かに大船渡デイサービスセンターにつきましては、大分老朽化が進んでおります。それで、特殊浴槽等につきましても故障したりなんかしてデイサービスを利用する方々には大変な御不便をおかけいたしているところでございます。いずれこのセンターにつきましては建設から年数も経過しておりますので、ささえあい長寿推進協議会とか、そういった高齢福祉の協議会等の意見も聞いた上で、譲渡等も一つの選択肢というふうに捉えながら検討してまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 別に部長、私畳みかけるようなつもりは毛頭なくて、今部長からお話の出た入浴施設などなどは随分、私は直接見たわけでもありませんけれども、利用者あるいはそういう方々からお話聞くとかなりひどいようでありますので、そこら辺を含めて早急な対応をできるものであれば、有料なわけでありますから、ぜひともその辺を考慮した上で、財政は多分相当厳しいことはわかりながらも、やはりそういった先ほどの敬老祝金ばかりではなくて時代を担ってきた人たちの、やがて私も多分お世話になると思うので、ぜひとも未来永劫使えるような、そんな施設にしていっていただければなと思いますし、私もいつ何どきそういうところにお世話になるかわからない年齢になっているものですから、私を中心に考えているわけではありませんが、ぜひともそういった利用者に不便を来さないような、そんな方法をぜひとも構築していただきたいものだなと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(後藤俊一君) ありがとうございます。いずれこの施設につきましては、デイサービスセンター、余り収益の上がらない介護サービス事業でございます。そういった中で、施設の修繕とか、受託法人には大変御迷惑をおかけしておるところでございます。いずれ議員御指摘のように、前向きにひとつ譲渡も含めて検討してまいりたい。利用者のいずれ不便にならないように、抜本的になるかどうかあれですが、いずれ当座続けなければならない施設でございますので、そのように意を配してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第27号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第27号は原案のとおり可決いたしました。  ここで10分間休憩いたします。    午前11時00分 休   憩    午前11時10分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第17 議案第28号 大船渡市Y・Sセンターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第17、議案第28号、大船渡市Y・Sセンターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第28号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第18 議案第29号 大船渡市火葬場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第18、議案第29号、大船渡市火葬場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第29号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第29号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第19 議案第30号 大船渡市墓園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第19、議案第30号、大船渡市墓園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第30号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第30号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第20 議案第31号 大船渡市総合交流ターミナル施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第20、議案第31号、大船渡市総合交流ターミナル施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第31号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第31号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第21 議案第32号 大船渡市綾里地区生産物直売所指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第21、議案第32号、大船渡市綾里地区生産物直売所指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第32号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第32号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第22 議案第33号 むらづくり研修施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第22、議案第33号、むらづくり研修施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  ここで地方自治法第117条の規定により、2番、森亨君の退場を求めます。    (2番 森亨君退席) ○議長(熊谷昭浩君) 議案第33号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第33号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第33号は原案のとおり可決いたしました。  ここで、2番、森亨君の入場を求めます。    (2番 森亨君復席) △日程第23 議案第34号 大船渡市森林総合利用施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第23、議案第34号、大船渡市森林総合利用施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第34号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第34号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第24 議案第35号 大船渡市鹿の森公園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第24、議案第35号、大船渡市鹿の森公園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第35号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第35号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第25 議案第36号 大船渡市海の恵み体験施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第25、議案第36号、大船渡市海の恵み体験施設指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第36号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第36号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第26 議案第37号 大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第26、議案第37号、大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第37号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第37号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第27 議案第38号 大船渡市民交流館カメリアホール指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第27、議案第38号、大船渡市民交流館カメリアホール指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第38号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第38号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第28 議案第39号 大船渡市スポーツ施設等指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第28、議案第39号、大船渡市スポーツ施設等指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  ここで地方自治法第117条の規定により、11番、伊藤力也君の退場を求めます。    (11番 伊藤力也君退席) ○議長(熊谷昭浩君) 議案第39号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第39号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第39号は原案のとおり可決いたしました。  ここで11番、伊藤力也君の入場を求めます。    (11番 伊藤力也君復席) △日程第29 議案第40号 大船渡市防災コミュニティセンター指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定
    ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第29、議案第40号、大船渡市防災コミュニティセンター指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第40号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第40号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第30 議案第41号 市道路線の廃止についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第30、議案第41号、市道路線の廃止についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第41号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第41号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第31 議案第42号 市道路線の認定についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第31、議案第42号、市道路線の認定についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第42号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第42号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第32 議案第43号 辺地に係る公共的施設総合整備計画を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第32、議案第43号、辺地に係る公共的施設総合整備計画を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第43号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第43号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第33 議案第1号 平成31年度大船渡市一般会計予算を定めることについてから日程第43 議案第11号 平成31年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについてまでの委員長報告 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第33、議案第1号、平成31年度大船渡市一般会計予算を定めることについてから日程第43、議案第11号、平成31年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについてまで、以上11件を一括議題といたします。  ここで、予算審査特別委員長の報告を求めます。委員長、船野章君。 (予算審査特別委員長 船野章君登壇) ◎予算審査特別委員長(船野章君) 去る2月27日の本会議におきまして予算審査特別委員会が設置され、平成31年度予算議案11件についての審査を付託されました。  同日、本特別委員会が開催され、委員長には私、船野章が、副委員長には渕上清委員が選任されました。その後、3月14日、15日の2日間、本特別委員会を開催いたしまして、1日目は一般会計は款ごとに、特別会計及び水道事業会計は会計ごとに、2日目は総括質疑を行い、予算審査を終了したところであります。審査の内容につきましては、議長を除く議員全員が委員となっておりますので、ここでの報告は省略をさせていただきます。  審査を付託されました議案は、議案第1号、平成31年度大船渡市一般会計予算を定めることについてから議案第11号、平成31年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについてまでの11件であります。  審査の結果についてでありますが、本特別委員会において慎重に審査した結果、平成31年度予算議案11件は原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  なお、当局におかれましては、審査の過程において各委員から出された発言の趣旨を十分に踏まえ、東日本大震災に係る復興事業の完遂と持続可能な地域社会の実現のため、適切な行財政運営に取り組んでいただくことをお願い申し上げて、予算審査特別委員会の委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で委員長報告を終わります。  この際、お諮りいたします。委員長報告に対する質疑については、議長を除く議員全員による予算審査特別委員会において十分審議を尽くしているところでありますので、これを省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、委員長報告に対する質疑は省略することに決定いたしました。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより平成31年度予算11件について採決を行います。 △日程第33 議案第1号 平成31年度大船渡市一般会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 初めに、日程第33、議案第1号、平成31年度大船渡市一般会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第34 議案第2号 平成31年度大船渡市魚市場事業特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第34、議案第2号、平成31年度大船渡市魚市場事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第35 議案第3号 平成31年度大船渡市介護保険特別会計予算介護サービス事業勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第35、議案第3号、平成31年度大船渡市介護保険特別会計予算介護サービス事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第36 議案第4号 平成31年度大船渡市介護保険特別会計予算保険事業勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第36、議案第4号、平成31年度大船渡市介護保険特別会計予算保険事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第37 議案第5号 平成31年度大船渡市簡易水道事業特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第37、議案第5号、平成31年度大船渡市簡易水道事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第38 議案第6号 平成31年度大船渡市漁業集落排水事業特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第38、議案第6号、平成31年度大船渡市漁業集落排水事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第39 議案第7号 平成31年度大船渡市後期高齢者医療特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第39、議案第7号、平成31年度大船渡市後期高齢者医療特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第40 議案第8号 平成31年度大船渡市公共下水道事業特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第40、議案第8号、平成31年度大船渡市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第41 議案第9号 平成31年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第41、議案第9号、平成31年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第42 議案第10号 平成31年度大船渡市国民健康保険特別会計予算診療施設勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第42、議案第10号、平成31年度大船渡市国民健康保険特別会計予算診療施設勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第43 議案第11号 平成31年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第43、議案第11号、平成31年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。  ここで当局より発言を求められておりますので、これを許します。市長。    (市長 戸田公明君登壇) ◎市長(戸田公明君) ただいまは、平成31年度一般会計予算並びに特別会計予算等の可決をいただきまして、まことにありがとうございました。心から御礼申し上げます。  予算審査特別委員会におきまして議員の皆様から貴重な御意見や御提言をいただきましたが、これらにつきましては十分意にとどめ、今後の市政運営に当たってまいりたいと考えております。  平成31年度は、復興の総仕上げを推進させながら人口の減少、高齢化に対応し得る地域力の向上を図ること、これと多様な地域課題の克服に挑戦し、地域産業の活性化により市民所得の向上を図り、少子化に歯どめをかけることのこの2つを目標に掲げ、各般に渡る取り組みをさらに強化するために、市民の皆様との協働のもと持続可能なまちづくりに向けて不退転の決意で市政を運営し、市民の皆様の負託に応えてまいる所存でありますので、議員の皆様のなお一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。  以上、決意の一端を申し述べ、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △日程第44 報告第3号 大船渡市役所本庁舎機械設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処分について及び日程第45 報告第4号 大船渡市役所本庁舎電気設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処分についての上程説明 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、追加提出のありました議案等であります。  日程第44、報告第3号、大船渡市役所本庁舎機械設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処分について及び日程第45、報告第4号、大船渡市役所本庁舎電気設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処分について、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。    (総務部長 田中聖一君登壇) ◎総務部長(田中聖一君) それでは、報告第3号及び報告第4号について御説明いたします。  議案書の報告第3号をお開き願います。報告第3号、大船渡市役所本庁舎機械設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処分について。平成30年6月26日に議会の議決を経て請負契約を締結した大船渡市役所本庁舎機械設備改修工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  お開き願います。専決処分書の写しでございます。平成30年6月26日に議会の議決を経て請負契約を締結した大船渡市役所本庁舎機械設備改修工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項及び大船渡市長専決条例第2条第9号の規定により次のとおり専決処分する。  1、工事名、大船渡市役所本庁舎機械設備改修工事。2、工事場所、大船渡市盛町字宇津野沢15番地。3、受注者、住所、盛岡市みたけ3丁目7番37号、名称、株式会社双葉設備アンドサービス、代表取締役、小笠原敏之。4、変更の内容、項目、契約金額、変更前2億2,302万円、変更後2億2,832万3,880円、変更による増減530万3,880円の増。  お開き願います。請負変更契約の概要でございます。1、変更の理由、(1)、技能労働者の不足により被災地以外から労働者を確保するために要する宿泊費用に係る変更を行ったものでございます。  (2)、トイレ設備の改修に当たり、既設トイレブースの扉を改修して再利用する予定としておりましたが、劣化等により損傷が著しく、改修できないことが判明したため、既設トイレブースを撤去して新たなトイレブースを設置することとし、これに係る費用の変更を行ったものでございます。  また、受水槽の更新に当たり、庁舎内に設置していた受水槽を庁舎北側の屋外に設置することといたしましたが、現場精査により夜間、休日等に受水槽設備に異常が生じた場合、警報認知がおくれる可能性があることから、警報を受信する盤を別途設置することとし、これに係る費用の変更を行ったものでございます。  さらに、会議室等の新設空調設備について、当初既設空調機器の設置位置に入れかえにより設置する予定としておりましたが、天井の形状が新設空調機器と一致せず、設置が困難であることが判明したため、新設空調機器の機種を変更するとともに、現場精査により冷房効率が低下する可能性のある場所が判明したため、新たに空調機器を設置することとし、これに係る費用の変更等を行ったものでございます。  2、変更の内容、530万3,880円の増額。(1)、諸経費の実績に基づく変更分16万8,516円の増額。保温工の技能労働者延べ34人分の宿泊費用を増額したものでございます。(2)、工事変更による分513万5,346円の増額。主な変更の内容、①、水回り等改修工事、事務棟トイレブース8カ所分を撤去及び設置するための費用を約230万円増額したものでございます。②、受水槽回り工事、庁舎警備員室内に受水槽等警報盤一式を設置するための費用を約160万円増額したものでございます。③、機器設備工事、空調機器4台分の機種について、4方向吹き出し型から2方向吹き出し型に変更するとともに、増築棟2階の廊下に天つり型の空調機器を1台追加で設置するための費用を約110万円増額したものでございます。  報告第4号をお開き願います。報告第4号、大船渡市役所本庁舎電気設備改修工事請負変更契約の締結に関する専決処分について。平成30年6月26日に議会の議決を経て請負契約を締結した大船渡市役所本庁舎電気設備改修工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  お開き願います。専決処分書の写しでございます。平成30年6月26日に議会の議決を経て請負契約を締結した大船渡市役所本庁舎電気設備改修工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項及び大船渡市長専決条例第2条第9号の規定により次のとおり専決処分する。  1、工事名、大船渡市役所本庁舎電気設備改修工事。2、工事場所、大船渡市盛町字宇津野沢15番地。3、受注者、住所、大船渡市大船渡町字地ノ森32番地2、名称、太平洋経常共同企業体、代表者、有限会社船砥電気、代表取締役、船砥俊昭。4、変更の内容、項目、契約金額、変更前1億4,327万3,880円、変更後1億4,573万3,040円、変更による増減245万9,160円の増。  お開き願います。請負変更契約の概要でございます。1、変更の理由。事務室等の新設照明器具について、当初既設照明器具に合わせた型式の器具で積算しておりましたが、現場精査により一部新設照明器具が既設照明器具の天井開口寸法と一致せず、設置できないことが判明したため、これに係る変更を行ったものでございます。  また、増築棟の室外機について、当初増築棟建物に隣接して設置する予定としておりましたが、工事発注後の詳細な地盤調査の結果、当該地が軟弱な地盤であることが判明したため、再度設置場所を検討することとし、これに係る変更等を行ったものでございます。  2、変更の内容、245万9,160円の増額。(1)、電灯分岐。照明器具138台分について、天井開口寸法と一致する型式の機種に変更するための費用を約170万円増額したものでございます。(2)、動力幹線。増築棟の室外機を地階駐車場内に設置することとし、ケーブルラックの設置延長を110メートルから122メートルに変更するための費用を約70万円増額したものでございます。  報告の説明は以上でございます。 △日程第46 議案第53号 大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三者委員会条例についてから日程第48 議案第55号 蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについてまでの上程説明 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第46、議案第53号、大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三者委員会条例についてから日程第48、議案第55号、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについてまで、以上3件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。    (総務部長 田中聖一君登壇) ◎総務部長(田中聖一君) 議案第53号から議案第55号について御説明いたします。  議案書の議案第53号をお開き願います。議案第53号、大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三者委員会条例について。別紙のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由でございます。大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件について調査審議するため、第三者委員会の設置に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。  お開き願います。大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三者委員会条例でございますが、内容につきましては別冊にてお配りしております議案第53号説明要旨により説明し、全文にかえさせていただきます。  説明要旨の1ページをお開き願います。議案第53号説明要旨。1、本則でございます。第1条は、大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に関し、事件の発生原因、発生防止策等について調査審議するため、大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三者委員会を設置することを定めるものでございます。この委員会は、このたびの逮捕事件に限定し、調査審議を行うものでございます。  第2条は、委員会の所掌事務について定めるものでございます。所掌事務といたしまして、事件の発生原因の究明、その他事件の実態把握に関すること、再発防止策に関すること等を掲げているものでございます。  第3条は、委員会の委員を4人とすること等を定めるものでございます。委員4人につきましては、第三者委員会のガイドライン、他の自治体の例を参考としながら法律の専門家、会計の専門家、学識経験者の方々を想定しているところでございます。  第4条は、委員会の委員の任期を委嘱の日から委員会が市長の諮問に基づき調査審議した結果の答申を市長が受けた日までとすることを定めるものでございます。  第5条は、委員会の委員長について定めるものでございます。  第6条は、委員会の会議について定めるものでございます。会議は、独立性を確保するため、原則として非公開とするものでございます。  第7条は、委員会の会議への関係者の出席等について定めるものでございます。  第8条は、委員会の委員の守秘義務について定めるものでございます。  第9条は、委員会の委員の報酬の額について定めるものでございます。委員の報酬は、非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例の規定にかかわらず、日額4万4,000円以内において市長が定める額とするものでございます。  第10条は、委員会の庶務は総務部で行うことを定めるものでございます。  第11条は、委員会の運営に関し、必要な事項は委員長が委員会に諮って定めることとするものでございます。  2、附則でございます。第1項、この条例の施行期日を公布の日とするものでございます。  第2項、この条例は、委員会が市長の諮問に基づき、調査審議した結果の答申を市長が受けた日限りで執行することを定めるものでございます。  議案書に戻りまして、議案第54号をお開き願います。議案第54号、大船渡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について。別紙のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由でございます。国の例に準じて、正規の勤務時間以外の時間における勤務について、所要の規定の整備をしようとするものでございます。  お開き願います。大船渡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例でございますが、内容につきましては別冊にてお配りしております議案第54号説明要旨により説明し、全文にかえさせていただきます。  なお、資料といたしまして新旧対照表を参考にしていただきたいと存じます。  説明要旨の2ページをお開き願います。議案54号説明要旨。1、本則でございます。第8条、正規の勤務時間以外の時間における勤務のうち、宿日直勤務以外の勤務について、その上限時間等、必要な事項を規則で定めることとするものでございます。  2、附則でございます。この条例の施行期日を平成31年4月1日とするものでございます。  お開き願います。参考資料といたしまして、条例の一部改正に伴いまして、大船渡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する規則に規定予定の主な事項を添付させていただきました。1点目といたしまして、時間外勤務命令の上限についてでございますが、(1)として(2)以外の職員としてございますが、一般的な職員の場合と理解していただいてよろしいかと思います。アといたしまして、1カ月に45時間以下と定めるものでございます。イでありますが、1年では360時間以下と定めるものでございます。  (2)として、他律的な業務に従事する職員でございますが、他律的な業務の内容につきましては括弧の中に記しておりますが、業務量、業務の実施時期、その他の業務の遂行に関する事項をみずから決定することが困難な業務としているところでございます。このような事務に従事する職員につきましては、ア、1カ月に100時間未満と定めるものでございます。イ、1年では720時間以下と定めるものでございます。ウ、1年のうち1カ月において45時間を超えて時間外勤務を命ずることができる月数は6カ月以内と定めるものでございます。  2点目といたしまして、上限時間の特例、要因の整理、分析等でございます。(1)、大規模な災害への対応等、重要な業務で特に緊急な処理を要する業務に従事する場合は、上限時間を超えて時間外勤務を命ずることができるとするものでございます。  (2)、上限時間を超えて時間外勤務を命じた場合、少なくとも年1回要因の整理、分析及び検証を行うこととするものでございます。  なお、今般の条例改正は、いわゆる働き方改革関連法の一連の改正によりまして、民間事業所において平成31年4月以降、時間外労働の上限規制等が導入されることに伴いまして、国家公務員において同様に超過勤務命令の上限が定められたところであります。岩手県におきましても同様の条例改正を予定しているところであります。当市におきましても働き方改革に積極的に取り組むことから、同様の条例改正を行おうとするものでございます。市議会定例会において条例案を可決していただきましたら、ただいま御説明いたしました内容での規則改正を行いまして、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  議案書に戻りまして、議案第55号をお開き願います。議案第55号、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについて。平成29年7月11日に議会の議決を経て請負契約を締結し、その一部を平成30年12月27日に専決処分により変更した蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負契約の締結に関し、その一部を下記のとおり変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  記でございます。1、工事名、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事。2、工事場所、大船渡市赤崎町字蛸ノ浦地内。3、契約の相手方、大船渡市赤崎町字鳥沢247番地2、亘理建設株式会社、代表取締役、亘理宏喜。4、変更の内容、項目、契約金額、変更前7億3,354万2,480円、変更後7億7,971万8,960円、変更による増減4,617万6,480円の増。  提案理由でございます。蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負変更契約を締結しようとするものでございます。  お開き願います。請負変更契約の概要でございます。1、変更の理由、防潮堤基礎部に係る場所打ちぐいの施工について、当初工事発注前に実施したボーリング調査の結果から地層の厚さを推定し、掘削延長を計上しておりましたが、工事発注後の掘削において推定していた地層の厚さが一部異なっており、掘削延長を見直す必要が生じたことから、これに係る変更を行うものでございます。  また、場所打ちぐいに係る一部施工区間について、施工ヤードが狭隘であることから、重機足回りの先端が海上にはみ出してしまうため、仮設施工ヤードを海上側に設置する必要が生じたことから、これに係る変更等を行うものでございます。  2、変更の内容、4,617万6,480円の増額。主な変更の内容。(1)、場所打ちぐい工、場所打ちぐいの施工に係る掘削について、れき質土、砂質土等の掘削延長を約183メートルから約180メートルに変更するとともに、硬岩及び中硬岩の掘削延長を約111メートルから約148メートルに変更するための費用を約4,200万円増額するものでございます。  (2)、仮設工、仮設施工ヤードを設置するため、海中に捨て石411立方メートル及び土のう70袋を設置するとともに、場所打ちぐいの施工後のこれらを撤去するための費用を約470万円増額するものでございます。  以上、議案第53号から議案第55号まで御説明申し上げましたが、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(熊谷昭浩君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第53号から議案第55号までの3件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第53号から議案第55号までの3件については、委員会の付託を省略することに決しました。  ここで追加議案思考及び昼食のため休憩いたします。    午後0時00分 休   憩    午後1時00分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第46 議案第53号 大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三委員会条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) これより議案審議を行います。  日程第46、議案第53号、大船渡市簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件に係る第三者委員会条例についてを議題といたします。  質疑を許します。14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) 今回の不祥事に対する市長の姿勢はこの条例を見て、ああ、こうやりたいのだなというところは推察するわけであります。しかしながら、先日の罪状認否、市長が先ほど遺憾であるという言葉を登壇して申し上げましたが、ただ私も新聞報道でしか知り得ないのでありますけれども、かつて私もそういう仕事に携わってきた者の一人として愕然といたしました。といいますのも公判、罪状認否で明らかにされた事案が本当だとすれば、そういう前兆があってしかるべきだったかなと。それを気づかなかったところに問題がなかったのかなという気がしてなりません。そして、先日の一般質問の何番議員だったか覚えておりませんが、上司が注意したけれども、その注意に従ってくれなかったというお話も市長がこの場でされたところであります。  この文言を見てみますと、なるほどなというふうに思うところもあるのでありますけれども、例えば2条の中に事件の発生原因の究明、その他事件の実態把握に関することということで、徹底究明されるのかなと思いながらも、果たして第三者委員会で公判で出た以上のものが出てくるものだろうかなという心配がまず一つあります。  それから、2項のところに再発防止に関することと。どういう委員を委嘱していくか、私にはわかりませんが、もしかしたら弁護士さんであるとか公認会計士さんであるとか、その他学識経験者と言われるような方々をお願いしていくのだろうかなと思いをはせるわけでありますけれども、次に今度は3条に委員4人をもって組織すると、そしてその下に……委員長がさばいていくのでしょうけれども、そうすると3人で議論しなければいけない。果たして3人で議論してこういうことが徹底解明できるような組織になり得るものだろうかという心配が1つ。  それから、6条のところに過半数で成立するというところがあります。そうすると、2人でも会議は成立してしまうということを指摘せざるを得ない。  その次に、今度は6条の4項のところに会議は公開しないという文言があるわけでありますけれども、市長はこれまででき得る限り公開してまいりますということをこの場で再三にわたって話をしているわけでありますけれども、これは公開しないのかというのが純粋な疑問であります。なぜ公開しないのか。公判廷で公開されておれば、公開しても構わないのではないのかというふうな気がいたしてなりません。  あとは、8条で守秘義務を設けたことについてはさすがだなという思いがいたしますが、その辺をまずもってお聞かせいただきたいと思いますし、6条の中で公開しないというところは市長のポリシーに反するのではなかろうかなというふうな思いがしてならないのでありますけれども、これを起案した当局と市長からのまずもってその辺の基本的な考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) お答えいたします。  第三者委員会の調査の内容は、公判以上のものは出ないのではないかということでございましたが、いずれこの第三者委員会における調査内容、手法等につきましても我々からこうしてくださいということではなくて、第三者委員会の委員の皆様に御検討いただきまして、調査方法等から決定いただいて進めていただくということにしております。  それから、第三者委員会の委員の構成でございますが、こちらにつきましてはまだ人選にもちろん至っておりませんけれども、想定といたしましては法律の専門家でありますとか行政事務の専門家、会計事務の専門家、危機管理等に知見を有する方というあたりでの人選になろうかと考えております。  それから、委員の人数でございますが、こちらにつきましては我々もいろいろ調べまして、他市の事例等でも3人ないし5人というような人数がこのような委員会の場合に多いということでございまして、4人にした理由でございますが、こちらにつきましては集中的に協議をいただくということで、ある程度協議会を開催したときに欠席の委員さんがいらっしゃっても会議が開けるようにということも考えました。4人にいたしまして、過半数以上ということでございますので、3人の方の御出席で会議成立ということで考えておりますし、意思決定をなさる場合にも1人欠けても委員長を含めて3人で決をとって決めていただくことができるということで4人という人数を考えたところでございます。  なお、非公開にするということでございますが、これは第三者委員会の運営の独立性、中立性を確保するために、調査の過程においてはその内容を公開しないということでございまして、最終的な報告に取りまとめまして市長に答申があった際にはもちろん議員各位を初め、市民の皆様にも公開をいたしますし、その内容を受けての改善策についても逐次情報を公開してまいる考えでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 市長からコメントがないのが残念でありますけれども、総務課長は総務課長という立場で話したことはよくよく理解はできますが、市長、この6条の関係で公開しないというところは市長のポリシーに反しないのですか。その辺がやはり市長が徹底解明をするということで議会でも申し上げているわけでありますし、その辺を……私は、できてしまったことを今さらぐじぐじ言っても始まらないので、今後ではどうしていくのですかと、要するに再発をいかにして防止していくのですかという姿勢をお伺いしたいのです。先ほど申し上げましたように、報道されたことがもし事実だとするならば、例えばその職員に対してこうだったろう、ああだったろうという意味ではありません。そういう前兆があったにもかかわらず、そういうことを引きとめられなかったという事実がそこに横たわっているわけでありますから、いわば管理責任の問題です。それまでここでやられるのですねということを市長、お約束いただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 市長。 ◎市長(戸田公明君) 会議は公開しないとうたっておりますけれども、私の信念は皆様との情報共有とか、あるいは情報発信だとか情報公開であります。しかしながら、先ほど課長が答弁申し上げましたように、委員会の皆様の独立性、中立性を図るということで審議はしていただきたいなと思います。あるいは調査をしていただきたいなと思います。これは、当局から何もいたしません。求められた情報ですとか、あるいは求められたアクションは当局としてはそのままやってまいりたいと思います。そして、得られた、委員の皆様がまとめられた報告書につきましては、当然これは市民の皆様、市議会の皆様にも公開いたします。しかし、プロセスの過程の中で中立性、そして独立性を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 市長、私が言っているのは、そのプロセスを明らかにしなさいということを言っているわけではないのです。要は、再発防止にどういう知恵が出てくるか、現状では私はわかりません。想定することはありましても、こんなこととあんなことというのは想定されることはたくさんありますが、要は返す返すも事件が発生したからというよりも今後どういうふうに防いでいくのかという市長の姿勢を私は伺いたかったわけです。要は、そのプロセスのことについては、私もとやかく言うつもりもありませんが、無垢の状態でお願いしますということをやるという意味でしょう、市長が言われているのは。ただ、私は、こうこうこう、こういう問題があったから、こういうことが発生したのだからということで情報提供はすべからくしてから始まってもらわないと困りますよという意味で話ししているわけでありますから、その辺はどうぞ御理解いただいて、だから公判廷における陳述とか、さまざまそれは公開されていますので、当然提供して当たり前なのでありましょうけれども、これこれこういう問題があって、皆さんもお願いしましたから、どうぞ知恵をおかしくださいという姿勢が必要なのだろうと思います。その辺をどうぞ市長、老婆心であったり蛇足であったりしたような話になったかもしれませんけれども、私の経験上からもそういったことが推定されるので……老婆心と言えば年上の市長に大変失礼でありますけれども、そういう意味ではなくて、ぜひともその辺を御理解いただきながら徹底した再発防止に取り組んでいただきたいなという思いであることをぜひ御理解を賜りたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務部長。 ◎総務部長(田中聖一君) ありがとうございます。まさしくこういった職員が二度とあらわれないように、我々がしていかなければならない責務があると思います。先ほど議員のほうからも御指摘ありましたけれども、気づかなかったとか、あとは指示にも従わなかったとか、そういった温床があったからこそこういった問題が起きたと思います。そういったものをしっかりと第三者委員会のほうに申し上げながら、我々が今後とるべき道筋をお導きをいただきたいと、そう思ってございます。  なお、必ずや貴重な御意見が賜れるものと御期待をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第53号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第53号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第47 議案第54号 大船渡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第47、議案第54号、大船渡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) この勤務時間、時間外勤務命令の上限がここに表示されていまして、(2)のアには1カ月100時間未満となっています。1カ月100時間というのは、過労死ラインとされている80時間を超えることになります。現状でも市の職員の中で体を壊している方が少なくないというふうに聞いていますが、働く職員の健康管理、この条例に基づいて働く職員の皆さんの健康管理について定期的及び必要に応じた検診が必要だと考えますが、これについてどのように行っていくのか伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) お答えをいたします。  まず、この100時間という上限でございますが、これは特別な場合でございまして、他律的な業務を行う場合ということでございます。業務の量、あるいは業務を処理すべき時期、その他業務の遂行に関する事項をみずから決めることが困難な業務ということでございまして、通常の業務はこれに当てはまらないということで考えております。  ただし、やはりどうしてもみずからの権限の及ばない要因等により必要に迫られてこの月45時間を超えることもございますので、これらにつきましてはその都度判断をして時間外勤務を命ずべきかどうかというのを決めてまいりたいと思います。  それから、今お話のございましたとおり、職員の健康管理をより一層強化する必要があると考えておりまして、今の取り組みに加えまして、例えばですけれども、衛生管理者、これは有資格者でございますが、こちらと総務課の職員が職場を巡回する回数をふやして、職場の環境、健康状態、あるいは職場の雰囲気とか業務遂行状況等を直接見て、課題があるようであれば、しかるべきところで対策を講じていくというようなことで、今まで以上に職員の健康については目配りをしていく体制を具体的にとっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) (続) この1カ月100時間とか1年720時間でありますが、こういう事態が起きたときにそれに携わる職員の方は相当密な仕事になるのではないかと私は考えるのです。ですから、やはり言葉上の問題ではなくて、何らかのルールづくり、取り決めをきちっと今からしておくということが職員の皆さんの健康をきちっと管理していくと、健康を守っていくということにつながると考えますが、それが必要だと考えますが、今ここですぐこの中に組み込むということを言っているわけではないのですが、今後ぜひきっちり対処しておくことが大切と考えますが、伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 全くそのとおりでございまして、具体的な取り組みについてはこれからなのでございますが、1つ言えますことはこれまで時間外勤務の命令を発する上限がなくて青天井だったものに一定の制限をかける。全庁どこの部署もそれに向かって努力をするということができるようになるというのは非常に大きいことかなと考えております。時間外勤務するしないは、仕事をする個々の職員が決めるのではなくて、直属の管理職員が命令を発して初めてなされるものですから、管理職員の業務、それから人の管理能力をさらに向上させていく必要があろうかと考えております。人事の面ではそうですし、あと1つ、事務改善の分野からも取り組みが必要だと考えていまして、今まではどんな成果を上げるかというのがまずあって、それに必要な人数ということで考えてきたのですが、これからは決められた働かせ方の中で配置した人数を使ってどういう成果を上げていくのかということを考えていかなければなりません。そうしますと、仕事の優先順位でありますとかを重視していくことになります。市民の皆様にとって何が必要なのかというのをさらにさらに考えながら効率的な事務執行をしていくということがありますので、全庁を挙げてそういうことにも取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) (続) 今伺ったのは、何らかの取り決め、ルールをつくっておく必要があるのではないかと。何かこういう非常事態も含めて、100時間、年720時間働いてもらうということが起こってから、さてどうしましょうと。働き始めて密度の濃い仕事を時間外労働の命令でやらされれば大変な状況で、ひょっとすると取り返しのつかないことも起きかねないというふうに考えますので、今からそれら健康管理のルールはつくっておくべきだというふうに思いますが、伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 来年度以降でございますけれども、各部局でどれだけの時間外勤務がなされたのかという情報につきましては、部局を横断して情報共有を図りたいと思います。その中で、改善を要するということにつきましては、横断的に連携して解決を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務部長。 ◎総務部長(田中聖一君) 職員の健康管理につきましては、そのとおりでございますので、職員の時間外の状況を見まして、今でもやっているのですけれども、産業医の面談を通して、その職員の健康状態をしっかりとチェックする。あとは、職員の現在の状況もしっかり把握するということでございますが、今、月に80時間以上時間外を行った職員については、産業医の面談を義務づけてございます。それにつきましてもさらに精査を加えながら健康管理に努めていきたいなと思ってございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第54号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第54号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第48 議案第55号 蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第48、議案第55号、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その2)工事の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第55号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第55号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第49 請願第1号 放課後児童クラブ職員配置基準等の堅持を求める請願書の上程審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第49、請願第1号、放課後児童クラブ職員配置基準等の堅持を求める請願書を議題といたします。  教育福祉常任委員長の報告を求めます。委員長、千葉盛君。 (教育福祉常任委員長 千葉盛君登壇) ◎教育福祉常任委員長(千葉盛君) 去る平成31年2月22日の第1回定例会本会議において、教育福祉常任委員会に審査付託されました請願第1号、放課後児童クラブ職員配置基準等の堅持を求める請願書を審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。  本請願を審査するため、2月22日から3月19日にかけて計4回にわたり当委員会を開催し、自由討議や討論などの意見交換を行ってまいりました。  2月22日の第1回委員会では、本請願の内容を確認するとともに、請願の紹介議員に出席を求め、請願の趣旨などについて説明を受け、慎重に調査してから審査することとしました。  3月4日の第2回委員会では、当市の放課後児童クラブの現状や放課後児童支援員の確保状況、また今回の放課後児童健全育成事業に従事する者及びその員数の基準が従うべき基準から参酌すべき基準への見直しによる当市に与える影響について、当局から説明を受けたところであり、審査に際しての参考といたしました。  3月12日の第3回委員会では、自由討議を実施し、今期の通常国会で今回の請願に関係する児童福祉法の一部改正が審議されている状況を踏まえ、引き続き慎重に審査することといたしました。  その後、第4回委員会を3月19日に開催し、討論などを行ったところであります。  委員会での発言要旨をかいつまんで御報告いたしますと、1つ、従うべき基準を崩してしまうと回復するのは難しい。仮にいじめなどの児童のトラブルが持ち込まれた場合、一定の有資格者がいるのといないのではその対応に差が生じるのではないかと考える。  1つ、子供の安全、安心を確保したクラブを運営していくには、支援員の資質の保持、向上が重要である。支援員みずからが自分の仕事を貫く責任感を持つという姿勢が必要であり、資格をきっちりとしていれば子供たちの安全につながるし、父母の安心にもつながる。そのような形になれば、支援員の報酬も確保できると考え、請願には賛成である。  1つ、日本弁護士連合会でも子供の最善の利益の観点から、請願と同様の表明を出している。今回の請願は、支援員の待遇や、さまざまな問題を含んでいると思うが、そこに十分な配慮が行われてこなかった背景があり、単に配置基準のみならず、諸課題と正面から議論する契機とするためにも採択すべきと考える。  1つ、市内には、支援員の確保のめどが立たず、現在もクラブが開設されていない地域がある。また、児童数が多い地域では、現行の制度でも対応できている一方、児童数の少ない地域では対応に苦慮しており、地域性や将来的な見通しを考えると、請願には賛成できかねる。  1つ、国が参酌しようとする動きは、地方のクラブ運営を第一に考えているものと思われ、参酌に反対すると今後も地方で人員不足が生じた際に苦慮することになる。国では、地方の現状に合わせるような考え方なので、現状の厳しい基準のままでなければならないという請願自体には賛成しかねる。  1つ、子供の安全、安心を確保するのは大事なことであるが、クラブがない地域の子供たちのことも考えていかなければならない。将来的なことを考慮すると、市の条例でも対応できるよう参酌していたほうがその地域に合った仕組みづくりができるのではないかと考えるなどの意見が出されたところであります。  その後、当委員会の結論を得るために採決をいたしました。それまでの議論の経緯を反映し、賛成、反対の数が拮抗いたしましたので、委員長裁決により請願第1号は不採択と当委員会としての結論を得た次第であります。  以上、審査の経過と結果の御報告といたします。 ○議長(熊谷昭浩君) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  ここで討論の通告がありますので、これより討論に入ります。  討論の通告は、請願第1号、放課後児童クラブ職員配置基準等の堅持を求める請願書に賛成の9番、今野善信君であります。  それでは、討論を許します。9番、今野善信君。    (9番 今野善信君登壇) ◆9番(今野善信君) 放課後児童クラブ職員配置基準等の堅持を求める請願書に賛成の立場で討論を行います。  放課後児童クラブは、保護者が仕事等により昼間家庭にいない児童に対し、放課後等に安全に安心して生活できる遊びや生活の場を提供し、その健全な育成を図る大切な施設であります。放課後児童クラブは、当初共働き家庭やひとり親家庭の保護者たちによる共同保育として運営されてきました。その歴史は古く、戦前からありましたが、昭和42年に全国学童保育連絡協議会が発足しております。しかし、国の制度として位置づけられていなかったため、必要な子供たちの多くが利用できる状況にはなく、手狭になった部屋にも子供を受け入れながら支援員の献身的な努力によって多くの学童クラブが運営されてきました。そして、その状況が長く続いてきたのです。  昭和60年に国会で国の制度化を求める国会請願が採択され、平成10年に放課後児童健全育成事業として児童福祉法の適用範囲となり、法制化されました。保育所と比べ、実に50年もおくれての法制化でした。しかし、国レベルの設置基準や運営基準は定められず、自治体に整備の義務も課せられなかったため、利用できない子供が多かったり、保育の安全や質の向上という課題は解決されませんでした。  平成25年に全国学童保育連絡協議会が必要とする子供たち全てが利用できるようにという量的な拡大と施設や職員などの条件整備による質的な充実を求めることを国に要望しました。そして、平成26年、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準、厚生労働省令第63号を策定し、翌年平成27年4月、省令基準を踏まえて、各市町村において策定される条例に基づき、放課後児童クラブが運営されることになったものです。  この内容は、従うべき基準として、1カ所につき放課後児童支援員1名以上を含む職員の複数配置が必要で、そのうち1人は保育士や社会福祉士などで、かつ都道府県の研修を受けた放課後児童支援員と定めております。また、参酌すべきこととしては、専用区画の面積、一つの集団の規模である支援の単位、開所日数、開所時間などとなっております。そして、この従うべき基準として、職員の複数配置等については児童の安全を確保するための最低基準として、参酌すべき基準とは明確に線を引いて定められたものであります。ここにおいて、長年の願いであった制度化が実現され、これからこの基準に沿って子供たちが安心して安全に生活でき、保護者も安心して預けることのできる放課後児童クラブの設置が進められることになったものであります。  一方、全国知事会、全国市長会、全国町村会は、基準を満たすだけの職員を確保するのは難しい。地方分権改革として、地方の特性を踏まえて、地方で基準を定めるべきと基準緩和の要望を政府に提出しました。厚生労働省は、これを受け、指導員の人材不足を理由に従うべき基準を参酌すべき基準に緩和する方針を示し、次期通常国会で児童福祉法を改定しようとしております。ここまで長年にわたり進めてきた設置基準の制度化は、これらの動きの中で制定からわずか4年でなし崩し的に低下することが心配される状況になってきました。仮に従うべき基準が緩和された場合、一定の資格を持たない人や十分な研修を受けていない人が1人で大勢の子供を担当することも可能となります。児童の安全が確保できない可能性があるばかりでなく、質的向上も図られないことが懸念され、保護者の不安が増すことにつながります。  このような流れに対し、全国学童保育連絡協議会は、基準の堅持は子供の命と安全を保証するため必要不可欠な基準だとして、基準緩和への反対を表明しました。  また、岩手県学童保育連絡協議会では、1人の指導員がおやつ、宿題、外遊び、学童内での活動の全てに同時に目を配ることはできないとし、指導員の目が十分に行き届かなければ、学童保育は子供たちにとって安全な場所ではなくなり、数年後の学童保育がそういう場所にならないために声を上げていくことが重要として基準緩和に反対を表明しました。  さらに、日本弁護士連合会は、人材不足の対策を安易に従うべき基準の参酌化に求めるべきではなく、放課後児童支援員の処遇の改善なども含め、さまざまな対応を幅広く検討すべきであり、規制緩和については子供の最善の利益の観点から慎重な検討が求められる。  また、たった1人の放課後児童支援員等によって事故時や、児童または放課後児童支援員等の急病時、災害時等における子供の安全の確保も担保できないおそれが強く、子供の安全に関する基準は安易に緩和されるべきではないとして、従うべき基準を堅持することを求めております。  当市では、平成13年に初めて放課後児童クラブが開所されました。猪川地区公民館の1室をお借りしてスタートし、私もその立ち上げにかかわりました。陸前高田市のやどかり学童クラブと情報交換し、支援員の資格及び配置員数に関する基準がないとき、学童クラブの質的向上を図るため役員や支援員の交流を目的に気仙地区学童クラブ連絡協議会を設立し、学童クラブの充実を目指してきました。放課後児童クラブに入ることで子供がひとりぼっちで過ごす放課後から多くの友達との遊びを通して楽しく過ごす放課後に変わります。  そして、放課後児童クラブは、保護者が安心して子供を預け、それぞれの職場で仕事に専念できることを可能にする施設であります。ある保護者は、子供が放課後児童クラブに入る前は、仕事から帰ってきても夕御飯の支度から宿題、お風呂など、子供とのかかわりでストレスを抱えていました。放課後児童クラブに入所するようになってからは、宿題はクラブで済ませてくるので、その日学校であったことを聞いたり、夕御飯を子供と一緒に支度するなど、子供との会話もふえ、生活に心の余裕ができて家庭も明るくなったなど、家庭生活がよい方向に変わってきたと話されておりました。安心して子供を預けられる放課後児童クラブは、保護者にとってもかけがえのない施設であります。このように、放課後児童クラブは、単なる子供の預け先ではありません。子供の生きる権利、守られる権利、育つ権利を公的責任に基づき整備し、実施される事業でなければならないものであります。  このたびの従うべき基準の緩和は、事実上の基準撤廃と言えるもので、保護者、関係者が長い間願ってきた放課後児童クラブの安全確保や質的向上への努力を押し戻す制度改正であります。大切なのは、子供の最善の利益を考えることであり、そのことを踏まえて制度設計すべきであります。放課後児童クラブが子供にとっても保護者にとっても安心、安全な施設としてこれからも運営されることを願い、請願に賛成の討論といたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) これで討論を終結し、これより採決いたします。  請願第1号について、本件に対する委員長の報告は不採択であります。  念のため申し上げますが、採決は委員長報告の結果に対してではなく、請願に対する賛否を決しますので、御留意を願います。  それでは、本請願を採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立少数であります。  よって、請願第1号は不採択と決しました。 △日程第50 請願第2号 日本政府が「核兵器禁止条約」に署名、批准することを求める請願の上程審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第50、請願第2号、日本政府が「核兵器禁止条約」に署名、批准することを求める請願を議題といたします。  総務常任委員長の報告を求めます。委員長、船野章君。 (総務常任委員長 船野章君登壇) ◎総務常任委員長(船野章君) 去る平成31年2月22日の第1回定例会本会議において、総務常任委員会に審査付託されました請願第2号、日本政府が「核兵器禁止条約」に署名、批准することを求める請願を審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。  本請願を審査するため、2月22日から3月11日の計3回当委員会を開催し、意見交換をしたところであります。  2月22日の第1回委員会では、本請願の内容及び今後の審査方針について確認し、3月4日の第2回委員会では紹介議員から請願の趣旨等について説明を受けるとともに、調査資料に基づき核兵器禁止条約に係る論点整理をし、条約の趣旨や現在の核兵器をめぐる世界情勢、日本政府の見解や取り組みなどについて理解を深めました。  その後、3月11日に第3回委員会を開き、自由討議等を通じて議論を尽くしたところであります。  委員会での発言要旨をかいつまんで御報告いたしますと、1つ、国家の安全保障は当市の自治事務の範囲外であり、慎重に議論する必要がある。また、核兵器保有国が参加していない核兵器禁止条約では、実効性が低いと言わざるを得ない。NPT体制の強化や日本が国連に提出し続けている核兵器廃絶の決議案の取り組みなど、政府のアプローチのほうが廃絶に向けて現実的で説得力を感じる。  1つ、日本政府は、核兵器による広島や長崎の被害の現実を否定するわけにはいかない。核兵器廃絶への道のりは簡単なものではないが、今なお核がふえ続けている事実や、今後いつ核戦争が起きてもおかしくない世界情勢を考えると条約に署名、批准し、廃絶へ向けて取り組むべきである。  1つ、核兵器廃絶は、人道的な観点からも誰しもが望むことであり、日本は率先して取り組みを進めるなど、被爆国の役割を果たしているが、各国の安全保障上の問題や、核兵器保有国と非保有国との現状など、さまざまな課題や事情があり、条約への署名、批准に対する賛成はちゅうちょせざるを得ない。  1つ、非常に難しい問題であるが、核兵器はこの世界には必要のないものであり、その廃絶を訴え、条約への参加を求める声が広がりを見せている現状を重く受けとめ、条約に署名、批准すべきと考える。  1つ、平成29年第3回定例会において、同内容の請願を不採択としているが、現在も世界情勢は変わっておらず、いまだ解決の糸口が見えていない。条約による核兵器保有国と非保有国との分断が懸念される中、日本は唯一の被爆国として調整役となり、中立的立場で核兵器廃絶の取り組みを進めていくことが重要であるなどの意見が出されたところであります。  その後、当委員会の結論を得るために採決をいたしましたところ、請願第2号は賛成少数により不採択と当委員会としての結論を得た次第であります。  以上、審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 ○議長(熊谷昭浩君) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  ここで討論の通告がありますので、これより討論に入ります。  討論の通告は、5番、田中英二君、16番、三浦隆君の2名であります。  それでは、順次これを許します。  最初に、請願第2号、日本政府が「核兵器禁止条約」に署名、批准することを求める請願に賛成の5番、田中英二君。    (5番 田中英二君登壇) ◆5番(田中英二君) 日本政府が「核兵器禁止条約」に署名、批准することを求める請願の採択について賛成討論を行います。  核兵器禁止条約は、2017年7月、国連会議で採択され、核兵器のない世界へ一歩を踏み出しました。この条約には、私たちと同じ悲惨な体験を二度とさせてはならない。核兵器は、人道上からも許されないという被爆者の強い訴えが反映され、条約の冒頭に書き込まれています。  また、この条約採択の推進に大きく貢献したICANがノーベル平和賞を受賞し、核兵器禁止に向けた国際的な合意形成を後押ししています。  広島、長崎の両市長も核兵器が二度と使用されない唯一の方法は、それをなくすことと、この条約に加盟するよう安倍首相に呼びかけました。  五十数年前に核保有国同士による戦略核兵器制限交渉が始まり、その後も数多くの制限交渉や協定が結ばれました。しかし、これらのもとで保有国は核弾頭の数の管理をするなどにとどまり、その裏で核兵器の破壊力の強化やミサイルなど、運搬手段の開発競争に明け暮れてきました。今日、その競争は宇宙空間にまで広げられようとしています。  これまでの交渉や協定の経過から見てとれる最大の問題点は、より強力な核兵器を持って他国より優位に立ち続けることが前提となっており、核兵器をなくすという考えは今日もないことです。その結果、保有国は、当時の5カ国から今や10カ国に、そしてさらに広がろうとしています。核兵器をなくす上で、保有国の善意には期待できません。安倍首相が言う保有国と非保有国との橋渡しをすることなどは実施不可能と思えます。核兵器の製造や保有そのものが違法であり、許されないとする国際条約がないことから、大国は核を持つことは特権だと言わんばかりの振る舞いを今日も続けています。既に世界では人類を何度も絶滅させる核兵器が配備されています。  最近アメリカとロシアの間でINF、中距離核戦力全廃条約の破棄の通告がなされました。緊張が高まり、莫大な予算を費やす新たな核兵器開発競争が懸念されています。温暖化による地球環境の悪化から人類の危機を食いとめるため世界の力を合わせようとするとき、核兵器による対抗や威嚇に多くの労力や資金、資源を費やすのは、世界の進歩に背を向けています。  日本国憲法は、第9条で示しています。「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と、ましてや核兵器で対抗し、優位に立とうなどとする時代は終わりにするときです。既に国際条約として毒ガスなどの化学兵器や生物毒素兵器の生産、保有、使用が禁止をされており、大国といえどもこれに従っています。これと同じように、この核兵器禁止条約を発効させれば、大国といえども核の使用を初め、それによる威嚇もできなくなります。保有しているだけで膨大な費用がかかる兵器を世界中の批判を受けながらこそこそと持ち続けるのでしょうか。この条約の発効で世界は核兵器の脅威から大きく解放されます。一昨年北朝鮮がミサイルを発射したときの異様な警報音も聞かなくて済みます。  日本政府は、主権を持つ国として、速やかに署名、批准すべきであります。既に岩手県議会を初め、県内33市町村議会の多くでこの請願が採択されました。残るは大船渡市のみです。34年前の大船渡市議会で全員一致で採択された非核平和宣言都市には、核兵器の廃絶、被爆者援護、世界の恒久平和の3点が込められており、これは日本国憲法の精神とも、核兵器禁止条約の精神とも一致をしています。核戦争で子供たちも自分も犠牲になるのはごめんだとの思いは、市民の皆さんも私たちも同じです。大船渡市の議会は、市民の負託に応え、禁止条約への加盟を政府に迫ることではないでしょうか。核兵器をなくす道に踏み出すときではないでしょうか。今議会において、この請願を採択することを議員の皆さんに訴え、賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(熊谷昭浩君) ここで10分間休憩いたします。    午後1時57分 休   憩    午後2時07分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、請願第2号、日本政府が「核兵器禁止条約」に署名、批准することを求める請願に賛成の16番、三浦隆君。    (16番 三浦隆君登壇) ◆16番(三浦隆君) この請願に対しまして賛成の立場から愚見を申し述べさせていただきます。  今回の態度決定に関する前置きとして、若干私ごとを交えることをお許しいただきたいと思います。かれこれ40年前になりますけれども、大学に入学した際の学部のゼミナール連合による新入生歓迎のオリエンテーションに参加しました。その際にお見えになりましたのが慶應義塾大学の内山秀夫先生という方で、もう十数年前に亡くなられましたけれども、約1時間半に及ぶお話は受験から解放されたばかりの学生にとって、ほとんど理解できるものではございませんでした。それでも40年以上たって、いまだに頭にこびりついて離れないのが最後のほうでおっしゃった「君たちは間違っても御用学者にはならないように」とのお言葉でありました。それに参加した学生みんながみんな学者を目指したわけではありません。学者であろうが、サラリーマンであろうが、また議員であろうが、あらかじめ決まった結論に対してるる理論武装をするのではなくて、あくまで事柄に即して正しさを求めて知性や良識を磨けということであったと今は私は理解しております。  さて、本題に入りますが、一昨年の第3回定例会でも同様の議論がされた本請願に対しまして、私も賛成討論をさせていただいておりました。改めてこの場であえてつけ加えるとすれば、ポスト冷戦時代に取り組んでおくべき課題の一つがやはり核廃絶の問題であったということを改めて確認したということでございます。間もなく平成を送る間際に立っている今、改めてそのことを痛感いたします。現在のところ、先ほどの委員長報告でも触れられましたように、NPT、核拡散防止条約が主流を占めていることは御案内のとおりであります。しかし、この条約は、合法的に核を持つことができる国と持つことができない国を分ける不平等条約の側面を持っていることも事実であります。  1970年に発効し、何もしなければその25年後の1995年には失効してしまう条約でございました。失効に先立つ2年前、1993年の東京サミットにおきまして来日したクリントン大統領が当時の宮澤総理に打診したことがございまして、それはこの条約の無期限延長に日本も賛成してほしいとのことだったそうであります。ところが、宮澤総理は、これにはすぐには返事をせず、あえて棚上げにいたしました。日本がこの条約の延長を支援するかどうかを保留にしたわけであります。戦後の講和、独立から中枢にかかわってきた保守本流の立場からすれば、日本国憲法や国連憲章が当初想定しなかった冷戦がやっと終結し、新しい世界秩序の青写真を描こうとする立場からすれば、いわば冷戦の産物とも言うべきNPTに慎重な立場をとることは当然であろうと思います。  その思いは、続く細川政権にも引き継がれましたが、細川総理の国連総会における演説では「無期限延長は、核兵器国による核兵器保有の公有化を意味するものであってはなりません。係る観点から、我が国は、米、ロにおける核軍縮の進展を歓迎するとともに、全ての核兵器国が一層核軍縮の進展に努力することの重要性を指摘します」と述べまして、総理が国連でこのように核軍縮に言及したことは多くのメディアが褒めたことでございますが、御案内のとおりこの内容では残念ながら努力規定に終わっております。  今思えば、1995年の条約の期限が核兵器の廃絶を展望する何らかの文言をつけ加える絶好の機会だったはずですし、非核保有国で唯一の被爆国である日本がそれを言い出すのがほかの国々にとっても最もとっつきやすいはずでした。宮澤総理があえてクリントンの依頼を宙ぶらりんにしたのもその思いからではなかったかと推察いたします。  それから二十数年経過いたしました。どうでしょうか、核軍縮は進んだのでしょうか。私は、過去のアジア太平洋戦争に対する深刻な反省のもとに結集した保守本流の立場に賛同し、その戦争において帝国主義の後発国であった日本が敗戦と、それに続く平和憲法の制定によって平和国家の最先端に立つことができたという20世紀最大のパラドックスに思いをいたしたとき、ここはやはり私はこの請願に対しましては県内の全ての議会と同一歩調をとることがふさわしい選択であると思います。私どもは、憲法第16条に保障されております請願権を目いっぱい活用して、被爆者の思いを自分の思いとして強く国に訴えるべきではないでしょうか。平和を求めるためには、いたずらに左顧右眄、風になびく芦のようにひたすらに客観的情勢にその判断を委ねるのではなくて、もっと私どもは頭を高く上げて、理想に向かって我が国にふさわしい国際的任務に従うべきではないかと改めて確信したわけでございます。核兵器の要らない秩序づくりのリーダーシップをとることが私は日本の責任であると思います。これを申しまして、今回の請願に対する賛成討論とさせていただきます。どうか御賛同くださいますように心から訴えるものでございます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) これで討論を終結し、これより採決いたします。  請願第2号について、本件に対する委員長の報告は不採択であります。  念のため申し上げますが、採決は委員長報告の結果に対してではなく、請願に対する賛否を決しますので、御留意願います。  それでは、本請願を採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立少数であります。  よって、請願第2号は不採択と決しました。 △日程第51 発議案第1号 簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の設置についての上程審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第51、発議案第1号、簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の設置についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。19番、紀室若男君。    (19番 紀室若男君登壇) ◆19番(紀室若男君) 発議案第1号について御説明をいたします。  発議案第1号、簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の設置について。  地方自治法第112条第1項及び大船渡市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出するものでございます。  提出者は、私、紀室若男。賛成者は、伊藤力也議員、志田嘉功議員、三浦隆議員、滝田松男議員であります。  お開き願います。本文の読み上げをもちまして提案理由とさせていただきます。  簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の設置について。  簡易水道事業に関する市職員の逮捕事件について、原因究明を行い、再発を防止するとともに、市民への説明責任を果たし、その信頼回復に努めることが求められており、市議会としても、二元代表制の一翼を担う機関として対応し、市政に対する監視機能を高めていく必要があります。  このことから、再発防止に向けて、不正事務防止及び業務改善に係る調査、研究及び提言等を行うため、特別委員会を設置しようとするものであります。  記でございます。1、大船渡市議会に「簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会」を設置する。  2、本別委員会は、議長を除く議員19名をもって構成する。  3、本特別委員会に、地方自治法第98条第1項の規定による議会の検査権を委任する。  4、本特別委員会の設置期間は、調査等の終了までとする。  以上のとおり提出をいたします。議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) お諮りいたします。  発議案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  発議案第1号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  発議案第1号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、発議案第1号は原案のとおり可決いたしました。  次に、簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の正副委員長の互選を行うため特別委員会を招集いたします。特別委員会は、議員控室で開きます。正副委員長が互選されましたならば、直ちに議長まで報告願います。  この間、暫時休憩いたします。    午後2時21分 休   憩    午後2時45分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の正副委員長の互選結果について報告がありましたので、発表いたします。  委員長、紀室若男君、副委員長、志田嘉功君。  以上のとおりであります。よろしくお願いいたします。 △日程第52 議員の派遣について ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第52、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、地方自治法第100条第13項及び大船渡市議会会議規則第167条第1項の規定により、あらかじめお手元に配付いたしました議員の派遣についてのとおり派遣いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって本件については原案のとおり派遣することに決しました。  この際、お諮りいたします。ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、本件について原案に変更があった場合は議長に一任いただくことに決しました。 △日程第53 簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の閉会中の継続調査について ○議長(熊谷昭浩君) ここで簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員長から、大船渡市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付の写しのとおり所管事務について閉会中の継続調査として付託されるよう申し出がありました。  お諮りいたします。本件を日程に追加し議題とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の閉会中の継続調査についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。  お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、調査事項について閉会中の継続調査として付託することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査として付託することに決定いたしました。  以上で本定例会に付議されました議案等全部を議了いたしました。 ○議長(熊谷昭浩君) ここで当局から発言を求められておりますので、これを許します。副市長。    (副市長 髙泰久君登壇) ◎副市長(髙泰久君) 私から大船渡市税条例の一部を改正する条例及び平成30年度大船渡市一般会計等補正予算の専決処分についてお願いを申し上げます。  地方税法及び関係法令は、例年3月末までに国会で議決され、4月1日から施行されているところであります。市といたしましては、地方税法及び関係法令が公布された後、直ちに大船渡市税条例の改正について市議会に御提案申し上げ、議決をお願いしなければなりませんが、現時点で国会の議決の日が明確になっておらず、しかしながら4月1日からの施行が必要になります。また、平成30年度大船渡市一般会計等補正予算につきましては、基金積立金の変更、各種事業費の確定に伴う地方債の変更、各種利子補給補助金等の確定に伴う債務負担行為の変更、繰越明許費の確定等に伴う変更等によるものであり、3月末での予算措置が必要となります。  したがいまして、大船渡市税条例の一部を改正する条例及び平成30年度大船渡市一般会計等補正予算につきましては、議会を招集する時間的余裕がない状況が予想されますことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分し、後日議会の承認をお願い申し上げる次第でございますので、あらかじめ御了承のほどよろしくお願い申し上げます。  私からは以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 市長。    (市長 戸田公明君登壇) ◎市長(戸田公明君) 私から、来たる3月31日をもちまして定年により退職いたします統括監、部課長級職員の紹介をさせていただきます。  初めに、統括監の佐藤良であります。  次に、部長級の職員を紹介いたします。  災害復興局長の志田広記であります。  企画政策部長の木川田大典であります。  生活福祉部長の後藤俊一であります。  観光推進室長の鈴木弘であります。  続きまして、課長級の職員を紹介いたします。  企画政策部市民文化会館長の千葉博世であります。  生活福祉部健康推進課長の菅原松子であります。  以上でありますが、退職される皆様におかれましては、東日本大震災からの復旧、復興に御尽力いただきましたことに厚く御礼申し上げますとともに、今後とも当市の市政運営に御高配賜りますようお願いいたします。  また、これまで議員各位から賜りました御指導、御高配に対し、退職者にかわりまして心から御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。  以上で紹介を終わらせていただきます。 ○議長(熊谷昭浩君) それでは、高いところから大変恐縮ではありますが、ただいま御紹介をいただきましたこの3月をもって退職される部課長各位に対しまして、大船渡市議会を代表し、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  皆様におかれましては、奉職されて以来長きにわたり、行政を取り巻く環境が年々変化する中、全体の奉仕者として大船渡市の着実な発展と市民福祉の増進にそのお力を遺憾なく発揮されたところであります。特にも震災からのこの8年間は、大震災で膨大な業務が発生した中、部下職員とともに復旧、復興事業の着実な推進に、まさに昼夜を問わず全魂を傾けていただきました。加えて、復興完遂を見据えつつ魅力ある持続可能なまちづくりに向けて、少子高齢化や人口減少への対応など、地方自治体の抱える諸課題克服のため多大な御尽力を賜りましたことに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。  皆様には、これからも健康に十分御留意され、多方面でますます御活躍されますことを御祈念いたしますとともに、これまで培われた豊富な行政経験とすぐれた識見のもと、大船渡市の一日も早い復興とさらなる発展のため、なお一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。長い間、まことにありがとうございました。     (拍     手) ○議長(熊谷昭浩君) それでは、これをもちまして平成31年大船渡市議会第1回定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでございました。    午後2時54分 閉   会...